【必読】最少の時間で成果を最大にする〜エッセンシャル思考〜

この本を読むべき人

・仕事をなんでも引き受ける人

・全部こなそうと思っている人

・質の高い生活を送りたい人

私は、この本を読んで新しい思考がインプットされました。

皆さんもエッセンシャル思考を取り入れて、QOLを高めていきましょう。

エッセンシャル思考を要約していきます。

エッセンシャル思考とは何か

あらゆるものの中から重要なことを選択し、集中すること。

現代社会では、「やらなくては」「全部できる」「どれも大事」

このセリフがよく聞かれます。

このような思考の人を非エッセンシャル思考と呼びます。

エッセンシャル思考は簡単に言うと、

すべて全力で →  より少なく、しかしより良く

やることをデタラメに増やす  →  やることを計画的に減らす

無力感  →  充実感

このような様々な選択肢の中から、重要なことを見極めて、取捨選択し、全力を注ぐ。

結果的にすべてこなそうとし、無力感になっていた頃と比べ、充実感に溢れる生活になる。

これがエッセンシャル思考です。

具体的にどのように取捨選択するのか、そのポイントはなにかこの後書いていきます。

ポイント

・より少なく、しかしより良くと言う考え方

・大多数の中から重要なものを選択し、集中すること

 

見極める技術

①じっくりと考える余裕

見極めるには考える時間を作る必要があります。

マイクロソフト社創業者のビル・ゲイツも、1週間の「考える週」を定期的にとっていたことで知られています。

1日に2時間でも、1年に2週間でも、毎朝5分でもいいので、忙しい日常から離れるようにしましょう。

②情報を集める時間

われわれは些細なことに気を取られ、全体が見えなくなりがちです。

大局を見る必要があります。

物事の本質を見抜くには、訓練が必要です。

様々な情報源から、本質・事実を自分に取り入れるように生活してみましょう。

③遊び心

遊びは選択肢を広げ、かつ、ストレスを軽減させてくれる。

また、遊びは脳の論理的で冷静な部分を刺激することと同時に、自由奔放な探究心をも刺激し、

脳の高度な機能を活性化させる役割があるとされている。

④十分な睡眠

睡眠は8時間は欲しい。

非エッセンシャル思考の人は、睡眠を削り仕事をします。

十分な睡眠をとることで、生産性は上がり、創造的になる。

世界的なリーダーたちは1日8時間以上寝ているそうです。

⑤何を選ぶかと言う厳密な基準

何にでもイエスと言う、「みんながやっているから」やる、ではなく

『絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである』

『「これしかない」と思えることを選ぶ』

選択する上でこの2つの考えが重要となってきます。

ポイント

①時間を確保する

②本質を見抜く

③よく遊ぶ

④よく寝る

⑤厳しく選ぶ

 

捨てる技術

ここで言う「捨てる」とはいわゆる

同僚や上司の頼み事を断るなどといったことです。

しかし、断った先に、「嫌われるのではないか」「申し訳ない」このような考えになると思います。

ポイントをしっかり押さえましょう。

・目標を明確にする

明確とは「かなり明確」ではなく、「完全に明確」であるべきです。

完全に明確な目標だと、目標のために不要なことに時間を割くことがなくなります。

・しっかり上手に断る

①判断を関係性から切り離す

頼み事を断ってこじれる関係性はそれまでの関係の人です。

まずは、判断≠関係ということを頭に入れましょう

②直接的でない表現を使う

「ノー」という言葉を使わなくても、ノーを言うことは可能です。

「声をかけてくれてうれいいのですが、あいにく手がいっぱいで、、、。」

など、やんわり断るようにしましょう。

③トレードオフに目を向ける

ここでイエスと言ったら、自分は何を失うのだろう

もしもこれを選んだら、別のもっと価値あることができなくなるだろう

トレードオフについて考えることはとても大事になってきます。

④誰もが何かを売り込んでいる

売り込んでくるというのは、「これ、お前にしか頼めないんだけどさ、、、」

みたいなことです。

自分が何を選択したかで、何を得て、何を失うのか冷静に合理的な判断をしましょう。

⑤好印象よりも、敬意を手に入れる

断ったことで、短期的には気まずくなることもあります。

しかし、しっかり判断した上で断りを入れることで、長期的にみると敬意を得ることができます。

断りの例

・どの仕事を後回しにしますか?

「はい、この仕事を優先でやります。今の抱えてる仕事のどれを後回しにしますか?」

・予定を確認して折り返します

すぐに返事をするのではなく、時間を開ける口実を設けることで断りやすくなります

 

しくみ化の技術

ここで大事なのは「削減」「習慣化」です。

削除のポイント

・成果を産まない努力をやめる

・ボトルネックを特定し除去する

 

ボトルネックとは、瓶の首が細くなっている部分を指し、業務の停滞や生産性の低下を

招いている工程・箇所のことを指します。

習慣化のポイント

・新しいトリガーをつくる

例:日記を書くことを習慣化したいがうまく続かない。日記を書くトリガーとして、いつも使うバッグのスマホの隣に日記帳を入れておくことで、スマホを取り出す際に、日記帳に数行書くことにした。

 

まとめ

エッセンシャル思考という「最少の時間で成果を最大にする」考え方はどうでしたか?

あらゆるものの中から重要なことを選択し、集中すること。

 

この思考はあくまで1つの思考です。

この要約ではまだ語りきれないほど魅力的な本なので是非手に取ってみてください。

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